災害ボランティア養成講座に参加してきました!
- 2017年03月11日
- 社員日記
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こんにちは、水の駅の佐藤です。
2/28(金)に行われた大野城市社会福祉協議会主催の災害ボランティア養成講座に参加してきました。
今回は福岡防災研究会の宮崎雄輔さんが講師として来られ、クロスロードを行いながら災害について考えるという内容でした。
クロスロードとは?
災害発生時には日常生活では思いもよらないような❝決断すべき場面❞に遭遇する事が多々あります。
そんな決断を迫られる場面をお題としYes Noの二択で自分の考えを示すという防災ゲームです。
今回実際に出題されたものを1つ載せてみますので考えてみてください。
★ あなたは被災地のボランティアを夜遅くまで行い、被災された方々からとても感謝されました。しかし、寝泊まりする宿をとっておらず困っていたところ「それならここで泊まって行けばいいよ」と避難所になっている体育館に招かれました。あなたは避難所に泊まりますか?泊まりませんか?
原則ボランティアに行く際には止まる可能性があれば必ず宿泊先をおさえておく必要がありますが、それを知らずに行く人も少なくはないでしょう。
私が入っていたグループでは
- 誘いを断るのは悪いのではないか?
- 被災された方が寝泊まりする場所にボランティアに来た人が止まるのは反感をかうのでは?
などYes Noそれぞれ様々な意見が飛び交っていました。
この日は9問出題されましたが、片方を選ぶともう片方が少なからず困る・傷つく状況になるため災害発生時の判断の難しさとやりきれない思いを感じました。
東日本大震災から今日で6年、そして熊本地震から1年が経とうとしています。
インターネットで「クロスロード 防災」と検索すると例題も出てきますのでこれを機に一度、自分の近くで大災害が発生したらどうするか?を考えてみてはいかがでしょうか?