災害ボランティアセミナーに参加してきました
- 2017年03月31日
- 社員日記
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こんにちは水の駅の佐藤です。
東日本大震災から6年目を迎える3月11日に福岡市市民福祉プラザ5Fにて福岡市社会福祉協議会ボランティアセンター主催の「災害ボランティアセミナー」が開催され、参加してきました。
前半は熊本学園大学社会福祉学部教授の高林秀明さまが【住民自治の避難所運営】というテーマで避難所となりご自身が運営リーダーを務められた熊本市立尾ノ上小学校での当時の様子についてお話がありました。
後半は熊本市社会福祉協議会の上田浩之さまが【熊本地震からみる社会保障としての「復興」課題】というテーマで災害による自宅の再建による資金問題や仮設住宅問題についてお話を聞きました。
私も発生から約1か月後に益城町へ災害支援ボランティアに行きましたが、発生直後ではわからなかった多くの問題に改めて気づかされました。
ある避難所に避難している親子を取り上げた話があったのですが、自由帳にお絵かきをさせると必ず頑丈な家の絵を書き「絶対に壊れない家が欲しい」と言うそうです。
物は次第に復興していきますが、心の復興というのは一生遂げられることはないように感じました。
東日本大震災についてメディアに取り上げられるのは3/11前後、熊本地震ですら風化する一方です。
徐々に復興が進みつつありますが、まだまだ継続的な支援が必要であることを少しでも知ってもらえたらと思います。